FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

無理がある「娘が食べました」

母の入院記。続きです。

母の手術翌日。
ちょっとそこまで一人手で歩こうとして母が転んでしまったと看護師さんから夜の九時過ぎに電話が。
しりもちをついたのだけれど外傷も無く一応念のために撮ったレントゲンでも異常はないとのことでしたがやはり肝をつぶしました。
もう面会時間も過ぎてるしさて翌日行こうとしたら母本人からの電話。
「大丈夫だから仕事してて。もう絶対ちょっとしたことでもちゃんと看護師さん呼ぶから」と。
伯母が行ってくれて重々一人ではまだ動かないようにと注意をしてもらいました。

でもこの伯母。自分が股関節の手術した時「歩行器はまどろっこしい」と言って片足でケンケンしながら廊下を走って購買所に行く途中、五人の看護師さんに取り押さえられて病室に戻されたツワモノ。
なんか説得力が。な。

とにかくやっと締め切りを乗り切って母の病室にたどり着いたのは手術から10日後。
顔を見るとやはりほっと。
大きな手術ですがほぼどの人も翌日から痛み止めを点滴で入れながら歩行訓練をするのです。
ちょうどリハビリの時間だったので一緒について行ってリハビリする姿を見ていました。
今まで膝の痛みのために湾曲していた足の筋肉をほぐして伸ばして柔らかくしていくのはこれまた痛いらしく。
傷口も熱を持っているので痛いらしく。
なかなか大変そうでしたがリハビリの先生とおしゃべりしながら施術を受けていました。
やはりこういうとこにも笑いは必要で
「おしゃべりして笑ってると痛いのも分散するしあっという間に時間が経ちます」
とのことでどの先生方もおしゃべり上手で聞き上手でした。すごいなー。

施術が終わって歩行器を押して歩く母。
背筋が前よりしゃんとしていていい感じになってました。
母「一階のコンビニ行こう。椅子席もあるからアイス食べよう。食べたかったのよー」
私「ええのん?毎日血糖値測られてるのに?」
母「ちょっとならだいじょうぶ!」
そんな私たちの後ろ歩いていたのは担当のリハビリの先生。
にやっと笑って「聞かなかったことにしてあげます」と。

間食は絶対だめのお達しは出ていないしで小さいのを二人で交換しながら食べました。
そしてちゃっちゃとコンビニコーヒーの入れ方をマスターしてブラックのアイスコーヒーを飲む母の横で、初めてのコンビニコーヒーでもたつく私。
母「いつもリハビリの後でブラックのアイスコーヒー飲むのよ。病院の中暑くて暑くて」
なんとか退屈な入院生活を楽しもうと頑張っている母に頭が下がる思いで。
母の洗濯物を持って、次回持参するもののリストを書きとめて帰りました。

三日後、暑がりの母にタンクトップと半袖のTシャツと薄手パンツを持って病院に。
暑くて冷たいものが欲しいといってたなーと思ったのでカットフルーツを持って。
母「冷たいフルーツ!これは嬉しい!」
さっそく食べようとしたらさっと開くカーテン。担当看護師さんの検診でした。
母「これは娘が食べます」
看護師さんがニヤニヤと笑って「そういうことにしておきましょう」と。
そしてうまうまと二人で食べ終わった頃にもう一人の看護師さんが。
母「娘が食べました」
私「私が食べました」
看護師さん「そういうことにしておきましょう」
特に禁止されてるわけでもなく食べてもいい量なんですが、こんなやり取りをして。

食べたり飲んだりした食器を洗いに行こうとすると母に止められました。
母「私がするから。ヒマなのよ色々理由つけて動きたいのよ」
リハビリが続く母の最大の敵は退屈なのでした。
スポンサーサイト
プロフィール

黒川晋

Author:黒川晋
主婦兼漫画描き。ローペースで仕事しております。
アッパーはUPPER。
仕事と家事に追われる日常ですが、ちょっとだけ気分は上向きで楽しく!

拍手をポチッと押してくださると、とっても嬉しい♪一言送っていただけると、なお嬉しい♪
メールフォームもぜひ、ご利用しちゃってください♪

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
リンク
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。