昭和の暮らし博物館へ ―東京ぶらぶらの①―

14日から16日にかけて東京へ。コミケットにスペースが取れたのでサークル参加です。
イベントも楽しみだったのですが、娘も短大生になったし、ここはちょっと一人で東京旅行を楽しもうと色々巡ってきました。

以前から一度見学をしておきたかった大田区にある『昭和の暮らし博物館』へ。

館長をされている小泉和子先生の著書は何冊も持っていて、昭和初期のお話を描く折には資料として重宝しています。

201508 tokyo 1

写真でしか知らなかった邸内を自分で歩いてみるとさらになんとも、懐かしい空間。
小さい頃に住んでいた家は田舎のとても古い家だったので、その頃に見た建具や祖母が使っていた裁縫道具や鏡台や数々の着物と全てがシンクロして。部屋の空気がなんとも切なく愛おしく感じました。

夏の特別展示で戦中戦後の展示があり、見学で来られていた年輩のご婦人二人がガイドさんより詳しく当時のお話をしておいでで、お話が興味深くてついつい拝聴して、予定より長い時間を過ごしました。
うちの母より少し上の方かな。
「戦争が終わって。灯りの覆いを取ってやっと家族の顔を見ながらご飯を食べることができたのよ」
とおっしゃって。当時のお話はとても沁みました。

特別展は他にも戦前と戦後の変わりゆく結婚の様子が展示されていて、新妻の心得みたいなのが大きく変わっていくのが興味深かったです。
戦前のものは夫との家庭生活というより、姑とよりよく折り合いをつけて家に馴染み守っていくと言う感じかなー。
戦後は進みゆく核家族化が基調になっていました。
高度成長期に突き進んでいく時代、一気に奥様の姿も洋装に変わっていきます。
どちらも当事の婦人雑誌に掲載されていたようですが、ブルジョワな感じで庶民はちょっと事情が違ったろうなーと。

201508 tokyo 10

屋内の展示は撮影禁止なので紹介できませんが、マール社から出ている【和の背景カタログ】に郊外の民家の項目で詳しく紹介されています。

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『昭和の暮らし博物館』ですから邸内にエアコンは無く。たっぷり昭和の夏の暑さも味わってきました。
ガイドのかたにうちわを貸していただいてとっても助かりましたわ。
今度は冬季のしつらえをまた拝見しに行きたいなと思います。

また昭和物のマンガ描きたいな。がんばろ。うん。


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プロフィール

黒川晋

Author:黒川晋
主婦兼漫画描き。ローペースで仕事しております。
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